千葉県警は今年1月に富里市の交差点で、70代の男性をはねてけがをさせたとして逮捕された成田警察署の男性警部補を停職6か月の懲戒処分としました。男性警部補は、きょう付で依願退職しています。 停職6か月の懲戒処分を受けたのは、成田警察署・地域課の男性警部補(60)です。 男性警部補は今年1月、自家用車で出勤途中に富里市の交差点で横断歩道を歩いていた70代の男性をはねてけがをさせたとして、過失運転傷害の疑いで逮捕、送検されていました。男性は今も意識不明の重体です。 警察によりますと逮捕後の捜査で、男性警部補が赤信号で交差点に進入していたうえ、法定速度を超えるスピードで走行していたことがわかり、千葉県警は今年5月に容疑を危険運転致死傷に切り替えて送検しました。 男性警部補は取り調べに対し、「急いでいた」と供述していて、そのうえで「被害者とその家族に大変申し訳ないと思っています。一日も早い回復を願っています」と話しているということです。男性警部補は、きょう付で依願退職しています。 警察は事故の悪質性や結果の重大性を鑑み、今回の処分に至ったということです。 有賀隆首席監察官は「悲惨な交通事故を抑止すべき警察官が、このような重傷事故を発生させたことは、誠に遺憾であり、被害者並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。