東京都世田谷区で1日に女性が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された韓国籍のパク・ヨンジュン容疑者(30)が事件当日の朝、滞在していた東京都港区のホテルから現場の事務所周辺に直行していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁が防犯カメラの分析などで確認した。 女性は韓国籍の自営業バン・ジ・ウォンさん(40)。捜査関係者によると、首に傷が1カ所あった。現場周辺の防犯カメラには1日午前8時ごろから容疑者の姿が写っていた。その後、バンさんは午前11時ごろに仕事で現場を訪れており、警視庁は容疑者がバンさんの予定を把握して待ち伏せていたとみている。