準暴力団「チャイニーズドラゴン」の関係者とみられる人物が経営する居酒屋から「みかじめ料」を受け取ったとして、警視庁暴力団対策課は4日までに、東京都暴力団排除条例違反容疑で、指定暴力団住吉会系組幹部、大塚陽太容疑者(38)=港区芝大門=ら2人を逮捕した。 認否は明らかにしていない。 この居酒屋を巡っては1~2月、大手焼き鳥チェーン「鳥貴族」の系列店を装って客引きし、業務を妨害したとして、中国籍の経営者や客引きら計17人が警視庁に摘発された。 暴対課によると、みかじめ料は月額10万円で、1月までの約1年半で計190万円が同店から大塚容疑者らに支払われたとみられる。同課は住吉会の資金源だったとみて、詳しく調べる。