指定暴力団道仁会系の組幹部ら6人が、35歳の男性にけがをさせ現金や腕時計を奪ったとして逮捕された事件。 警察は8日、道仁会が組織的に関与した可能性があるとみて、本部事務所を家宅捜索しました。 RKB 奥田千里 記者 「午前10時半過ぎ、捜査員が道仁会の本部事務所に家宅捜索に入ります」 8日午前、福岡県久留米市にある指定暴力団・道仁会の本部事務所に捜査員およそ40人が家宅捜索に入りました。 この捜索は今年5月、道仁会系組幹部の柳川和樹容疑者(52)ら6人が、35歳の男性の太ももに千枚通しを突き刺し、現金3万円や腕時計を奪ったなどとして、逮捕されたことを受け行われました。 警察によりますと、男性は内野莉衣那容疑者(21)が働くキャバクラ店の常連客で、「夜景を見に行こう」と誘い出された山道で待ち伏せしていた5人から暴行を受け、全治およそ2か月の重傷を負いました。 警察は道仁会が組織的に関与した可能性があるとみて、詳しく調べています。