関西大学ラグビー 連覇目指す天理大 6月に大麻所持で部員逮捕も再起誓う 上ノ坊主将「感謝の気持ちを持って」

14日に開幕する関西大学ラグビーAリーグのプレスカンファレンスが8日、東大阪市の花園ラグビー場内で行われ、8大学の主将が記者会見で抱負を語った。 24年シーズンの覇者で連覇を狙う天理大の共同主将・上ノ坊駿介(4年)は「まずこの大会に出場できる感謝の気持ちを持って、1試合1試合全力を出し切って頑張っていきたい」と意気込んだ。 6月にはラグビー部員2人が寮で大麻を所持したとして、麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕された。上ノ坊主将は「6月に不祥事があって、ラグビー協会にご迷惑をかけた」と受け止め、「チーム全体で規律の部分だったり品位をチームでしっかり見直し、再確認して、新しい天理大のラグビー部のチームを作ろうとみんなで話し合って再スタートした」と再起に向かう姿勢を示した。 ただ、部員の逮捕を受け、7月には同部の部長が解任され、小松節夫監督は3カ月の職務停止の処分を受けた。逆風の中で新シーズンを迎えることになるが、「小松監督の的確な指導はいただけないですが、その代わりにBKコーチの八ッ橋コーチだったり、FWの比見コーチに指導していただいて、小松監督の代理をうまくやっていただいています」と指揮官不在を乗り越える。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加