通勤時間の電車内で2日続けて同じ女性につきまとい、わいせつな行為をしたなどとして、28歳の会社員の男が逮捕されました。 不同意わいせつとストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、兵庫県稲美町の会社員・岸本賜容疑者(28)です。 岸本容疑者は、今年7月、JR神戸線の快速車両内で29歳の女性につきまとい、隣に座った上、服の上から女性の胸を触るなどのわいせつな行為をした疑いが持たれています。 7月14日、岸本容疑者は通勤ために女性と同じ快速電車に乗車していて、元町駅~大阪駅の間で女性の隣に座り、約30分間にわたって体を寄せて胸を触るなどしたということです。 さらに翌日(15日)も同じ電車内でこの女性を見つけ、前日と同じように隣に座って胸を触ったということです。この日は列車の運行トラブルがあり、約50分間にわたって隣に座っていたとみられています。 2人の間に面識はありませんでした。 女性が大阪府警に被害を届け出て、兵庫県警に情報提供があり事件が発覚。防犯カメラの捜査により、岸本容疑者の関与が浮上したということです。 調べに対し、岸本容疑者は「女性の後をつけたり、隣に座り、体を触ったことに間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は岸本容疑者が女性に一方的に好意を抱いた可能性があるとみて、動機などを調べています。