観光客など狙った連続すり事件 中国国籍の男を窃盗の疑いで逮捕

観光客などを狙った連続すり事件で、警察は9日、窃盗の疑いで中国国籍の男を逮捕しました。 警察によりますと中国国籍のティエン・ホンボー容疑者41歳は、2025年6月から7月にかけて奈良市内の商店街などで財布を盗んだ疑いがもたれており、盗んだ現金は3件であわせて約18万6500円だといいます。被害者はいずれも落とし物として警察に相談しており、防犯カメラの映像などを調べたところ、犯行が明らかになりました。ティエン容疑者は「日本人は防犯意識が低くすりがしやすいので、生活費を稼ぐために何度もすりをしていました」と容疑を認めているといい、警察は今後余罪や共犯について調べを進めることにしています。警察は観光地など人が多く集まる場所はカバンから財布を抜き取るすりの被害が懸念されるとして、貴重品を入れたカバンは体の前で抱える。 また、注意力が散漫になる「歩きスマホ」などをさけるよう注意を呼びかけています。

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