スキャンダルから復活へ――。格闘技イベント「RIZIN」などで活躍したKINGレイナ（29）が、格闘家として本格再始動することを宣言。近況や今後の展望を本紙に明かした。 レイナは2016年11月に女子総合格闘技イベント「DEEP JEWELS 14」でプロデビュー。翌17年からRIZINにも参戦すると破竹の7連勝を果たし、その言動や戦いっぷりなども相まって人気を獲得した。その後もRIZINとDEEPを中心に戦績を重ねたが、23年3月に大麻所持容疑で警視庁に逮捕されて表舞台から姿を消した。 だが、今年8月からSNSなどでの活動を活発化。平本蓮とやり取りをするなど、積極的に露出している。 そんな中、近況について「今は大阪に住んでいて、仕事をしながら格闘技の練習もちょくちょく再開した感じですね。仕事はクリエーター業的な感じっすね」と変わらぬ口調で明かした。 さらに近々、久しぶりに格闘技戦も行う予定だという。13日に東京・新宿で行われるイベント「SPARKRING3」に出場することを明言。「レイナがムカついてるホストがいて、そこにそいつが出てるらしいんで。それを聞いて、ぶん殴らせろって言ったら出場が決まったっす。ルール？ MMA（総合格闘技）的なのになるんじゃない？」と不敵な笑みを浮かべた。 久々の〝表舞台〟だけに、これを点で終わらせるつもりはなく「ここから完全復帰するつもりですね」と宣言。レイナは「なんか、そのイベントに蓮も関わってて。それで久しぶりに会ったら『ブラックローズに入らないか？』って誘われたんですよね」と、RIZINラストマンスタンディング王者の平本からユニットへの加入を誘われたと明らかにした。 その上で、今後に向けて「むしろ、メンタル的にはもう全然できるんで。国内でも海外でも、階級関係なくレイナの敵は全員リングの上に沈める…」と呼びかけた。挫折を乗り越え、復活ののろしを上げられるか。