多摩川スーツケース遺体 元交際相手の女(33)起訴内容認める

おととし、多摩川でスーツケースから男性の遺体が見つかった事件で元交際相手の女の裁判員裁判が始まり、起訴内容を認めました。 この事件は、おととし12月原唯之さん(当時46)の遺体が入ったスーツケースが川崎市の多摩川で見つかったもので、殺害に関わったとされる男女5人が殺人と死体遺棄などの罪で逮捕・起訴されていました。 16日、元交際相手の西高舞被告(33)の初公判が横浜地裁で行われ、裁判長に起訴内容に間違いがないか問われると、「はい」と答え起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で、争点は量刑としたうえで、「犯行態様は悪質で計画性は高く、強固な殺意をもっていた」さらに「舞被告は重要な役割をしていた」と主張しました。 一方弁護側は、「原さんはDV加害者としてふるまっていた。 交際終了後にも毎日のように配信で舞被告らを誹謗中傷していた」などと述べ、「殺害の意思決定にどのように影響を与えたか今後の裁判で判断してほしい」と訴えました。 17日の裁判では証人尋問が行われる予定です。

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