“統一教会”韓鶴子総裁が出頭…これまでのところ黙秘権行使せず 政権と教団めぐる疑惑解明急ぐ

韓国の尹錫悦前大統領の妻・金建希氏が、世界平和統一家庭連合いわゆる“統一教会”から高級ブランド品を受け取ったとされる疑惑に関連し、韓鶴子総裁が17日、捜査当局に出頭し、取り調べを受けています。 いわゆる統一教会の韓鶴子総裁は、17日午前10時前、金建希氏をめぐる疑惑を捜査する特別検察官の事務所に入りました。 “統一教会”韓鶴子総裁 「(Q.金建希氏にバッグを贈ったのか?)雨が降る中ご苦労さまです。あとで説明します」 “統一教会”は金氏に対してブランド品などを贈った見返りとして、教団の事業が韓国政府の援助を受けられるよう働きかけたなどの疑いがもたれています。 関係者によりますと、取り調べにはおよそ50ページの質問書が準備され、午前までの段階で3分の1ほどについて聴取したということです。 韓総裁はこれまでのところ黙秘権を行使しておらず、聴取は昼食を挟み続けられています。 特別検察官は“統一教会”から日本円で1000万円を超える金を不正に受け取ったとして、尹前大統領の側近だった国会議員を逮捕していて、尹政権と教団をめぐる一連の疑惑の全容解明を急ぐとみられます。

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