“迷い人”として保護の後、逮捕 80歳の男を鑑定留置 同居女性に暴行を加えて死亡させた疑い

山梨県甲州市で同居していた女性に暴行を加えて死亡させたとして送検された容疑者の男について、甲府地検が刑事責任能力を調べる鑑定留置を始めたことがわかりました。 この事件は甲州市の山岡宏容疑者80歳が9月14日、同居している岩井豊美さん77歳に暴行を加え死亡させたとされるものです。 女性の死因は首を圧迫されたことによる窒息死で山岡容疑者は調べに対し、「手で首を押さえた」などと供述しているということです。 山岡容疑者は9月16日に東京・八王子市内で自宅に帰れなくなった迷い人として警察に保護されました。 その後、警察が身元を引き取れる人を探す中で被害女性の家を訪ねたところ、1階の居間で女性が死亡しているのを見つけました。 甲府地検は事件当時の容疑者の刑事責任能力を判断するため、1日、鑑定留置を始めたことがわかりました。 甲府地検は鑑定結果を踏まえて起訴するか判断する見込みです。

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