山形市の会社員の男が山形県内在住の20代女性の住宅周辺をうろつくなどストーカー行為を繰り返した疑いで24日に逮捕されました。男はことし4月、白鷹町の物置小屋に放火しようとしたとして逮捕・起訴されています。 ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは山形市東山形2丁目の会社員・中川朝斗容疑者(24)です。警察の調べによりますと、中川容疑者はことし3月下旬から5月上旬までの間、県内在住の20代女性に対して自身との面会や交際を要求し、自宅周辺をうろつくなど付きまとう行為を繰り返した疑いです。 中川容疑者は容疑を認めています。 警察は、中川容疑者が恋愛感情などが満たされないことで女性に対して恨みを持っていたとみて調べています。中川容疑者をめぐっては、犯行が行われたとみられる期間の4月上旬、白鷹町横田尻にある木造2階建ての物置小屋兼車庫に放火しようとわらが入ったビニール袋にライターで火を付けたとして非現住建造物放火未遂の罪で逮捕・起訴されています。 警察が放火未遂事件を捜査する中で今回のストーカー事件が浮上し、その後容疑が固まったとして24日に逮捕しました。放火未遂事件とストーカー事件との関連について、警察は「被害者保護のためコメントしない」としています。