名古屋税関が今年上半期に押収した不正薬物、前年同期の3倍に増える コカインが8割を占める

今年1月から6月に名古屋税関で押収された不正薬物の量が、前の年の約3倍に増えたことがわかりました。 名古屋税関は24日、今年1月から6月に空港や港で摘発した密輸入の取り締まり状況を公表しました。 覚醒剤や大麻などの不正薬物の摘発は15件で、前年の同じ時期から9件減ったものの、押収量は約35kgと3倍になりました。 このうちコカインが約30kgと8割以上を占め、今年4月に中部空港でペルー国籍の男2人がコカイン29kgを食品に見せかけて密輸入しようとしたとして逮捕・起訴された事件が大きく影響しているということです。 名古屋税関は「密輸入の手口は日々巧妙化していて、今後も取り締まりを強化していきたい」としています。

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