茂みに隠れていた元交際相手が女性を襲い、ナイフで切りつけズタズタに─インターホンカメラに記録された恐怖の瞬間

元交際相手に喉を切りつけられる被害を受けた女性が、その一部始終を記録した。犯行は茂みに身を潜めて待ち伏せしていた元恋人によるものであり、彼女が仕事へ向かうタイミングを狙ったものだった。 米「ニューヨーク・ポスト」紙によると、英国ノッティンガムで刑務官として働いていたロージー・ニーセン(28)は2023年3月、元交際相手サイモン・スクリムショー(当時50)に突然襲われ、スタンレーナイフで喉や顔、首、手を切りつけられる重傷を負った。叫び声を聞いた父ロベルト(55)が駆けつけ、娘を守ろうとした際に自身も脚を負傷した。犯行はインターホンカメラに記録されており、犯人は現場で逮捕された。裁判では殺人未遂と傷害で有罪となり、28年の懲役刑が言いわたされた。 ニーセンとスクリムショーは2017年の出会い以降、波乱の関係を経て子どもをもうけたが、2022年末に関係を断った。事件の2日前には、彼女が裁判所に接近禁止命令を申請していた経緯も判明している。ニーセンは「人生が一瞬で変わった」と語り、「同じ被害に苦しむ人の力になりたい」と、DVや暴力被害者への支援の重要性を訴えている。

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