おいらせ町で起きた親子間の殺人事件で逮捕された息子が、刑事責任能力の有無などを調べるために鑑定留置されました。 鑑定留置されたのは、おいらせ町緑ヶ丘9丁目の無職 太田隆志容疑者49歳です。 太田容疑者は先月28日、自宅で同居する父親の光政さん79歳の右脇腹を、鋭利な刃物のようなもので刺して殺害した疑いが持たれています。 司法解剖の結果、光政さんの死因は「背中を刺されたことによる失血死」で、傷は肺に達するほどの深さでした。 捜査関係者によりますと、太田容疑者は容疑を認めていますが、調べに対して理解しがたい供述をしているということです。 鑑定留置は青森地方検察庁が請求して認められたもので、きょうから12月22日まで太田容疑者の刑事責任能力の有無が調べられます。