11月、宮城県松島町内の町道で、乗用車を運転中、対向車の乗用車と正面衝突し、乗っていた男性にけがをさせたうえ、その場から逃げたとして無職の男が逮捕されました。 ひき逃げと過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは、住居不定の無職・門馬弘容疑者(55)です。 警察によりますと、門馬容疑者は11月8日午後11時25分頃、松島町高城の町道で、乗用車を運転中に対向車線の乗用車と正面衝突し、対向車に乗っていた町内の会社員の男性(37)の頭などに軽いけがをさせ、その場から逃げた疑いが持たれています。男性から通報を受け警察が駆け付けたところ、門馬容疑者の姿はなく、事故の現場から1.5キロメートル先の県道上に門間容疑者の乗り捨てた乗用車が放置されていました。 警察は、目撃者からの情報や乗用車などの捜査を進め、3日、門馬容疑者を逮捕しました。警察は捜査に支障が出るとして門馬容疑者の認否を明らかにしていません。 現場は、片側1車線の直線道路で、警察は門馬容疑者の逃走経路などを詳しく捜査しています。