MLB=ガーディアンズの球宴投手ら起訴、違法賭博関与で金銭受領

[9日 ロイター] – 米大リーグ(MLB)のガーディアンズに所属するエマニュエル・クラセ(27)、ルイス・オルティス(26)の2投手が野球賭博に関与したとして、通信詐欺などの罪でニューヨーク州の大陪審に起訴されたことが分かった。 司法省が9日に公表した起訴状によると、クラセ被告は2023年5月ごろから不正を行い、自身の登板に関する賭けで投球内容を事前に携帯電話で知らせていた。 また、オルティス被告は今年6月から同様の不正に関与。こうした不正で賭博師は40万ドル以上を得て、両選手は見返りに金銭を受け取っていた。 ともに通信詐欺、賄賂による商業スポーツへの影響力行使、資金洗浄の共謀罪に問われている。全てで有罪となった場合、最高で65年の禁錮刑を受ける可能性がある。 クラセ被告はオールスターに3回選出されたほか、最優秀救援投手賞を2回受賞したメジャーを代表する抑え投手。 オルティス被告は9日にボストンで逮捕され、クラセ被告は米国内では拘束されていないという。 大リーグ機構はESPNに対する声明で、「MLBは(今春に始まった)捜査開始時から連邦捜査当局と連絡を取り、全面的に協力してきた」と述べた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加