広島市の繁華街の路上で、男性2人を殴ったり蹴ったりしてけがをさせたとして、広島県警は12日、広島市中区鶴見町に住むフィリピン国籍の男(37)を傷害の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、男は4月26日、広島市中区流川町の路上で、男性(34)の顔を殴って左頬を打撲するけがをさせたうえ、男性(32)を押し倒して膝蹴りするなどして首を捻挫するけがをさせた疑いが持たれています。 警察の調べに対し、男は「誰かを押し倒した記憶はあるが、ほとんど記憶がない」と供述しているということです。 目撃者から揉め事があるという内容の110番通報があり事件が発覚。当時、3人とも飲酒した状態だったということです。 男は被害男性2人と面識はなかったということで、警察は何らかのトラブルがあったとみて事件の詳しい経緯を調べています。