ことし5月、毛呂山町の山林に、解体ごみを不法投棄したとして、警察は19日、トルコ国籍の21歳の男を逮捕しました。 警察は、近隣の自治体などでも不法投棄された現場を複数確認していて、関連を調べています。 不法投棄の疑いで逮捕されたのは、川口市上青木西に住む解体工のエディキリ・クルサット容疑者(21)です。 警察によりますと、エディキリ容疑者は、何者からと共謀し、ことし5月29日から30日にかけて、毛呂山町滝ノ入の山林2か所に、解体ごみおよそ2.3トンを捨てた疑いが持たれています。 警察によりますと、捨てられたごみは、周辺の防犯カメラや役場関係者の話、ごみの特徴などから、ことし4月下旬から5月中旬にかけて、川越市内の家や納屋の解体現場から出たごみと判明、エディキリ容疑者の犯行を特定したということです。 警察の調べに対し、「捨てたのは間違いない」と容疑を認めているということです。 警察は、今回の現場以外にもことし3月から6月までに、毛呂山町や越生町で6か所の不法投棄現場を確認していて、関連を調べています。