カーブ羽月容疑者、なぜ逮捕まで1カ月? 雨宮正欣氏が推察「指定薬物になって間もないため検査態勢が」

覚醒剤や違法薬物の鑑定を20年以上、担当した経験のある法科学研究センターの雨宮正欣所長が28日、フジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。指定薬物のエトミデートを使用したとして、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されたプロ野球広島に所属する羽月隆太郎容疑者(25)についてコメントした。 羽月容疑者は「使った覚えはありません」と容疑を否認している。広島県警によると昨年12月16日、110番通報を受けて警察官が向かった先に、通報者と羽月容疑者がいた。場所は広島県内で、任意同行して尿検査をすると、エトミデートの陽性反応が出た。県警は自宅などを家宅捜索し、入手経路や一緒に使った人物の有無などを調べている。 逮捕容疑は昨年12月16日ごろ、国内でエトミデート若干量を使用した疑い。エトミデートは「ゾンビタバコ」や「笑気麻酔」と呼ばれ、若年層を中心に広がっている。過剰摂取で手足がけいれんしたり、意識を失ったりする場合があり、政府は取り締まりを強化する考えを示している。 番組では「なぜ逮捕まで1カ月を要した?」と疑問点を挙げ、雨宮氏の「エトミデートはまだ指定薬物になって間もないため検査態勢が整っていない可能性が高い。なので特別な検査の申請、機器使用の調整などが必要となり結果が出るまでに1カ月程度かかったのではないか」というコメントを紹介した。 ◇羽月 隆太郎(はつき・りゅうたろう)2000年(平12)4月19日生まれ、宮崎県出身の25歳。神村学園(鹿児島)では2年夏に甲子園出場。18年ドラフト7位で広島入団。20年8月7日の阪神戦で1軍初出場。50メートル走5秒7の俊足が武器で代走としても活躍し、昨季は自己最多の74試合に出場し打率.295。1メートル68、73キロ。右投げ左打ち。 ▽医薬品医療機器法 2014年11月の法改正により、従来の「薬事法」から名称変更。指定薬物を医療や研究目的などの用途を除き、個人で使用、所持した場合は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、またはその両方が科される。

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