広島・大瀬良、手術明けで約60球「元気ですよというところをお見せしたかった」初日から外国人選手を除く鯉投がブルペン入り

広島春季キャンプ(1日、宮崎・日南)キャンプイン直前に羽月隆太郎容疑者(25)が「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物のエトミデートを使用した疑いで逮捕、送検された広島は、チーム全体にピリピリムードが漂う中でキャンプ初日を迎えた。新井貴浩監督(49)が掲げる横一線の競争を体現するように、外国人選手を除く投手陣がブルペンで投球練習を行った。 先発ローテーションだけでなく、勝利の方程式も打順もほぼ白紙の状態。全選手が横一線でスタートするサバイバルキャンプが、幕を開けた。アピール合戦のゴングが鳴り、外国人を除く全選手がキャンプ初日にブルペン入り。午前10時40分に真っ先に姿を見せたのは、投手陣最年長の大瀬良だ。 「新井監督が言われている『横一線』というお話を聞いて感じるところもありましたし、個人的にも『元気ですよ』というところをしっかりお見せしたかったので、いろいろな意味を込めて今日入りました」 昨年10月に受けた右肘手術の影響を一切感じさせず、変化球を交えて約60球。通算94勝と実績十分の34歳もアピールが求められる立場で、「勝負事としての争いはありますが、みんなで活気ある状況で競い合うのが一番」と互いに刺激しあっていく。 大瀬良に続くように、先発挑戦が決まっている栗林や、昨季9勝の床田、森下らが次々とブルペン入り。D2位・斉藤汰(亜大)、同5位・赤木(仏教大)と新人投手もアピールし、チェックした新井監督は「みんな動けている。全員は見られなかったけど、ルーキーもいいボールを投げていた」とうなずいた。 キャンプイン目前の1月末に羽月容疑者が「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物のエトミデートを使用した疑いで逮捕、送検。野球以外の要因でチーム全体にピリピリとした空気が漂ったが、選手の立場としては目の前のことに集中するだけ。 指揮官にとって就任4年目は厳しい船出となったが、ハイレベルな競争を促すことで、ファンに明るい話題を届けたい。(西垣戸理大)

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