昨年4月、滋賀県米原市内の山林で、岐阜県垂井町、用務員桐山真弓さん=当時(64)=の遺体が見つかった事件で、滋賀、岐阜両県警の合同捜査本部(滋賀県警米原署)は18日、死体遺棄の疑いで、岐阜県大垣市、シリア国籍の無職の男(22)を逮捕した。認否は明らかにしていない。 桐山さんの死因は首を圧迫されたことによる窒息死だった。捜査本部は殺人、死体遺棄事件として捜査しており、容疑者が桐山さんの死亡の経緯について何らかの事情を知っているとみて調べる。 逮捕容疑は昨年3月14日午後7時40分ごろから同10時ごろまでの間、桐山さんの自宅から遺体を運び出し、米原市大清水の山林に遺棄した疑い。 捜査本部によると、遺棄現場や桐山さん宅周辺の防犯カメラ映像を解析し、不審車両から容疑者が浮上した。男は24年6月に入国し「特定活動」の在留資格で事件当時は派遣社員として働いていたという。 桐山さんは昨年3月14日夕に自宅近くを歩く姿が防犯カメラに写っていたのを最後に行方不明となった。同4月2日午前10時25分ごろ、不法投棄のパトロール中だった米原市職員が山林で掛け布団の一部がかかったうつぶせ状態の桐山さんの遺体を発見した。