【津】三重県の津市議選を巡る選挙違反事件で、選挙運動員と共謀し、有権者にプリペイドカード7枚を渡したとして公選法違反(買収、事前運動)容疑で逮捕された元市議で建築業長谷川正容疑者(68)=同市香良洲町=が、100枚以上のプリペイドカードを購入していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、長谷川容疑者らは告示前の昨年12月ごろから複数回にわたり、市内のコンビニで1000円分のプリペイドカードを少なくとも100枚購入。購入したカードは長谷川容疑者が自ら管理していたという。 また、長谷川容疑者らは同時期に有権者数十人の自宅などを訪問し、プリペイドカードの他、果物や酒などを渡していたとみられる。合わせて政治活動用のビラを配ることもあったといい、県警は投票を依頼する目的があったとみて、当時の状況を調べている。 長谷川容疑者は市議選が告示される前の昨年12月下旬ごろ―先月中旬ごろ、2人の選挙運動員と共謀し、有権者4人に1000円分のプリペイドカード計7枚を渡したとされる。県警は2人の選挙運動員からも任意で話を聞いている。