国に登録をせずに海外の金融商品への出資を募ったとして、警視庁生活経済課は14日、投資関連会社「グローバルインベストメントラボ(GIL)」(東京都港区、既に解散)の元実質的経営者、大坂陽司容疑者(50)=港区元麻布3=ら6人を金融商品取引法違反(無登録)容疑で逮捕したと発表した。 警視庁によると、GILは「スターリングハウストラスト」という商品で年利12%をうたい、10年間で国内外の7300人から870億円を集めていたという。他の5人は出資者集めのための勧誘員だった。 GILは1000人規模の勧誘員を使い、その知人や投資セミナーの参加者らに300万円以上の出資を呼び掛けていた。「元本保証」を持ちかけたケースもあったといい、1人で3億3000万円を出資した人もいたという。 勧誘員には実績に応じた報酬があり、大坂容疑者は65億円を受け取っていたとみられる。しかし出資者への配当は24年6月を最後に滞っていた。 逮捕容疑は2018年5月~23年10月ごろ、国に登録をせず、国内の20~60代の男女14人に、海外法人が債券を運用する事業に出資するよう勧誘したとしている。警視庁は6人の認否を明らかにしていない。【洪玟香】