新潟市中央区の北越高校の生徒ら21人が死傷した磐越道のマイクロバス事故から13日で1週間が経ちました。 高校生の保護者が取材に応じ、事故前後の様子を語るとともに「バス会社と学校側で責任のなすり合いをしている。本当のことが知りたい」と話しました。 この事故は5月6日、福島県の磐越道で、新潟市の北越高校の生徒を乗せたマイクロバスが事故を起こし、21人が死傷したものです。 この事故ではマイクロバスを運転していた胎内市の若山哲夫容疑者(68)が逮捕され、レンタカーと運転手を手配した五泉市の蒲原鉄道が家宅捜索を受けました。 ■異変を感じた車内 助け合った高校生たち 事故から13日で1週間。 バスに乗車していた高校生の保護者がBSNの取材に応じ、事故を起こす前、生徒から「運転がやばい。こすりながら運転してる」と連絡があったと明かしました。 異変を感じた車内では、キャプテンが「シートベルトしろ」と声掛けをしていたということです。 事故後は、生徒が自らバスにあった発炎筒をたいたり、後ろの車を止めたりして対応にあたりました。 煙の臭いがする車内で、シートベルトをはさみで切ったり止血したりして、生徒同士で助け合ったということです。 ■「本当は何があったのか知りたい」 取材に応じた保護者の生徒は、「もうバスは乗りたくない。車の助手席も嫌だ」と話しているそうです。 今回の事故を巡っては、マイクロバスと運転手の“手配”について、蒲原鉄道と北越高校との間で主張が食い違っています。 生徒の保護者は「身体は治っても心は治らない」とした上で、「学校側も人ごとで責任のなすり合いをしている。本当は何があったのか知りたい。うやむやにしてほしくない」と話しています。 そして、「そのことは生徒たちも望んでいる」とも続けています。