「賄賂隠し」で共犯の男 八代のイベントに参加 【熊本・八代“巨額”汚職事件】 逮捕・起訴の市議が開催場所を調整

八代市の新庁舎建設をめぐる汚職事件で、賄賂の一部を隠した疑いで逮捕された男が、今年4月にイベントの広報担当として、八代市を訪れていたことが新たに分かりました。 そのイベントの開催には、賄賂を受け取ったなどとして起訴された市議会議員も関わっていたということです。 ■イベントの広報担当として 八代市内のデイサービス施設でスマートフォンを構え、イベントの様子を撮影する人物が、5月28日に組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕された東京都のウェブ制作会社の代表、渡邊裕人容疑者(49)です。 渡邊容疑者は、八代市の新庁舎建設をめぐり、前田建設工業から6000万円の賄賂を受け取ったなどとして起訴された八代市議会議員の成松由紀夫被告(54)らから、そのうちの2000万円を今年4月上旬に受け取り、自身が代表を務める会社の口座に入金するなどして隠した疑いが持たれています。 これまでに渡邊容疑者と成松市議のつながりは明らかになっていませんでしたが、関係者によりますと、渡邊容疑者が賄賂を隠したとされる日から約20日後の今年4月下旬に、イベントの広報担当として、八代市を訪れていたことが新たに分かりました。 ■2人の関係性は… このイベントは自民党八代地域連合会が後援していて、高齢者の身体機能の維持などに取り組むことをうたっていました。 複数の関係者によりますと、このイベントの開催場所の選定などについて中心となって調整したのが当の成松市議で、他の市議にも参加を呼びかけていたということです。 警察もこうした経緯を把握していて、2人が知り合ったきっかけや関係性について捜査を続けています。

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