「子どもを連れて青森に帰らないといけない」 そんなウソの作り話で通行人の同情を誘い、カネをだまし取ったとして、本籍が庄内地方にある、住居・職業不詳の48歳の女が詐欺の疑いで山形警察署に逮捕されました。 驚くべきは、この女が前日に別の警察署から釈放されたばかりだったという事実です。 さらにはSNS上でも、この女とみられる人物の恐怖の手口が複数報告されており、県内各地で常習的に犯行を重ねていたと思われる状況が浮かび上がってきました。 ■釈放からわずか1日、繰り返される犯行 事件が起きたのは7月11日の夜。山形市内の路上で、女は30代の男性に声をかけました。 「子どもを連れて青森に帰らないといけない」「お金を貸してもらえないか」「仕事でたまに山形に来ることがあるのでそのときに必ず返す」などと言葉巧みに嘘を並べた女は、男性から現金6000円をだまし取った疑いが持たれています。 実は女は、同様の寸借詐欺の容疑で天童警察署に逮捕されており、前日の7月10日に釈放されたばかりでした。 TUYの取材によると、女はこれまでにも少なくとも4回、同様の手口で逮捕されているとみられています。反省の色は見られず、釈放された翌日にはすでに次のターゲットを探し、犯行に及んでいたという呆れた実態が明らかになりました。 ■「いきなり車のドアを」SNSには恐怖の体験談が この女の犯行で特筆すべきは、その強引で恐怖を感じさせる手口です。以前にも他人の車のドアを勝手に開けて乗り込んでくるといった手口が話題となっていましたが、今回の事件と同じ時期に、SNS上ではまさにその瞬間の生々しい体験談が投稿されていました。 話題となっているSNSの投稿では、投稿者が山形県内のゲーム機販売店の駐車場で遭遇した体験を綴っています。 ■たった今、声をかけられた 「たった今山形某所の駐車場で、荷物を持ったおばさんから、『車がレッカーされて帰れない、子供が家で待っているから乗せてくれないか』と言われました」