土下座、給料未払い…支配的な立場だったか 行政書士の男を逮捕 ガレージで従業員の男性を暴行死か

報告・紺愛未記者 「午後1時です。麻田容疑者の身柄が大阪府警本部を出ます」 きょう(28日)送検されたのは、行政書士の麻田剛史容疑者(59)。 2025年3月、茨木市の自宅ガレージで、自身が経営していた会社の従業員だった井上智憲さんの頭部を、何度も打ち付けるなどして、急性硬膜下血腫で死亡させた疑いがもたれています。 事件発覚のきっかけとなったのは、容疑者がみずからした119番通報でした。 麻田剛史容疑者(59) 「男性が呼びかけに応じなくなった」 警察によりますと、麻田容疑者は当時、「井上さんが目の前で土下座して頭をコンクリートの床に打ち付けた」と駆け付けた救急隊に説明。 しかし、司法解剖などの捜査の結果、麻田容疑者が暴行を加えた疑いが強まったということです。 体には、身を守ろうとした際にできる傷「防御創」があったこともわかりました。 付近住民 「(事件当日)すごく大きな、怒鳴り声が響き渡って。『お前はー』みたいな、威嚇するような、攻撃的な声だったので。聞いてすぐ『怖い』と思いました」 「ガレージの中で(人が)壁にもたれてぐてーって下向いていたかな」 実は2人の関係を巡っては、門真市の会社があった近くでもこんな目撃情報がーー。 近くの住民女性 「土下座してるのを2回見た。頭を下げて、『すいません、すいません』と。5分や10分ではきかない。ガラスのドアは閉まっていたけど、2回目はドア越しに声が聞こえた。すごい怒り方だなと」 捜査関係者によりますと、会社は経営が悪化していて、麻田容疑者は井上さんの給料を数年間未払いにしていたほか、経営悪化の責任を井上さんに負わせるなど、会社の経営者と従業員を超えて、強い支配的な立場だったとみられています。 麻田容疑者は調べに対し、「一切暴行はしていない」と容疑を否認しているということですが、警察は事件当日、麻田容疑者が会社の経営を巡って、一方的に井上さんに激高し、暴行したとみて調べています。

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