万博工事費水増し請求し、私的流用 竹中工務店元現場責任者の男を背任罪で起訴 大阪地検

大阪・関西万博の関連工事を巡り、大手ゼネコン「竹中工務店」の現場責任者が、下請け業者に工事費を水増し請求させたとされる事件で、大阪地検は9日、背任罪で、万博期間中に同社の総括作業所長を務めた河井辰巳容疑者(61)=奈良市=を起訴した。地検は認否を明らかにしていない。 起訴状によると、昨年2~6月、複数回にわたって下請け業者に水増し請求させ、竹中工務店に計約1363万円の損害を与えたとしている。 大阪府警は8月19日に河井被告を逮捕するとともに、同日、大阪市中央区にある同社本社を家宅捜索した。 府警によると、水増し請求分は被告の自宅や所有するマンション、親族が経営する飲食店のリフォームといった私的な工事費に充てられたとみられる。

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