北海道札幌市に住む80代女性が「還付金がある」との嘘を信じて、キャッシュカードをだまし取られる事件があり、奈良県に住むとび職の少年(17)が詐欺の疑いで逮捕されました。 少年は氏名不詳の人物らと共謀。7月14日午後3時ごろから午後4時ごろにかけ、金融機関の職員を装って女性の自宅を訪れ、還付金を入金するためにキャッシュカードが必要などと言い、訪問しました。 少年は女性にキャッシュカード1枚を封筒に入れさせ、さらに印鑑を要求。女性がその場を離れた隙に、封筒をすり替えてだまし取りました。 警察によりますと、女性には事前に区役所職員を名乗る人物から還付金があるなどと嘘の電話があったということです。 その後、金融機関から女性に「口座から何度かお金が引き出されている」と連絡があり、約130万円の被害が発覚。警察に相談しました。 少年は別件で指名手配されており、奈良県内で身柄を確保されました。調べに対し「北海道で特殊詐欺の受け子として働いていた」などと話し、容疑を認めています。 警察は指示役などの組織的な背景や余罪についても詳しく調べる方針です。