AbdelHadi Ramahi Eman Abouhassira Nayera Abdallah[アル・ジュダイダ(ヨルダン)/ドバイ 26日 ロイター] – ヨルダンの治安当局は26日、9人が死亡した教会襲撃事件に関与した疑いで、銃撃戦の末に兄弟2人と義理の兄弟1人を逮捕した。政府高官が明らかにした。容疑者らと他の組織とのつながりはないとみられ、独自に行動したとの見方を示した。この事件は23日、首都アンマンの南西約120キロにあるカラク県ハムード村のギリシャ正教会で葬儀中に発生し、ほかにも40人が負傷した。目撃者によると、銃撃は数分間続いたという。 公安当局はカラクの廃屋に潜伏していた容疑者を発見したと説明。投降を拒否して治安部隊を攻撃したため、部隊が応戦し、3人全員を負傷させた上で逮捕した。治安部隊側に負傷者はでなかった。容疑者らが所持していた複数の銃器や弾薬が見つかったという。 ファラヤ内相と公安総局のアブドラ・マアイタ少将は記者会見で、過激派によるテロを容認しないと表明。ファラヤ氏は「事件はまだ解決しておらず、捜査は続いている。現時点で、彼らと他の組織とのつながりを示すものはない」と述べた。容疑者の氏名を公表せず、イスラム過激派組織との関係の有無についても明らかにしなかった。中東で比較的安定しているヨルダンでは、こうした暴力事件は極めて異例だ。