神戸・三宮のフラワーロードの交差点で歩行者ら3人を乗用車ではねて死傷させたとして、兵庫県警に自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕された徳島市の会社役員の男(58)について、神戸地検は29日までに鑑定留置を始めた。期間は来年2月末までで、刑事責任能力の有無を見極める。 男は今月1日午後、神戸市中央区御幸通8の交差点で赤信号のため停止していたが、何らかの原因で車を急発進させ、大学生の女性(21)をはねて死亡させたほか、男性2人に重軽傷を負わせたとして逮捕された。 捜査関係者によると、男の車には同乗者がおり、県警に「信号待ちをしている時に(容疑者の)体調が急変し、体が震えていた」などと説明した。こうした証言を踏まえ、地検は当時の男の心身状態を詳しく調べる必要があると判断したとみられる。