「受け取った賄賂は約1500万円」。愛媛県大洲市のごみ収集運搬の随意契約を巡る官製談合事件で、元大洲市議の男が非公表の価格情報を漏らすよう市職員に働きかけ、複数の業者から賄賂を受け取った疑いで10月29日に再逮捕されました。3回目の逮捕です。あっせん収賄の疑いで再逮捕されたのは、大洲市北只に住む元大洲市議会議員・村上常雄被告(67)です。警察の調べによりますと、村上容疑者は市議だった当時、大洲市がおととしに行った家庭ごみの収集運搬などの随意契約を巡り、市の職員に非公表だった価格情報を漏らすよう働きかけた見返りに、複数の業者からあわせて現金1500万円の賄賂を受け取った疑いがもたれています。村上容疑者の認否は明らかにされていません。警察はこのほか、市職員を官製談合防止法違反などの疑い、業者側を贈賄の疑いで、それぞれ任意で事情を聴いています。また松山地検は、この随意契約を巡って、大洲市の建設部の職員2人や業者ら7人と共謀し予定価格などを業者に漏らしたとして、村上容疑者を官製談合防止法違反などの罪で29日に起訴しました。起訴状などによりますと対象になったのは7件で、契約額はあわせて約10億円に上っています。村上容疑者このほかにも、家庭ごみの処理業者の収集運搬許可を取り消さないよう働きかけた見返りに、賄賂100万円を受け取った罪で起訴されていて、裁判で起訴内容を認めています。