新潟県村上市は2日、市発注の「道の駅朝日」(同市猿沢)のリニューアル工事で、条例で必要とされている市議会の議決を経ないまま工事を施工していたと発表した。担当職員のミスだという。市は9日の臨時市議会に追認の議案を提出する。 市によると、造成工事の追加工事費が昨年12月~今年6月、当初の約7300万円から約2億2千万円に段階的に増加。1億5千万円になった3月時点で契約変更について市議会の議決が必要だったが、担当の観光課職員が条例を認識していなかった。機械と電気の設備工事費の増額でも議決を経ていなかった。三つの工事で不適切に処理された金額は計約1億9千万円に上るという。 10月15日に新潟県南魚沼市職員が収賄容疑で逮捕された「道の駅南魚沼」の再整備を巡る贈収賄事件を受け、村上市が行った調査でミスが発覚したという。(鈴木剛志)