秋田県警の交通課警察官が飲酒運転の疑い 任意捜査を切り替えて逮捕

酒を飲んで車を運転したとして、秋田県警は6日、由利本荘署交通課の巡査部長、菅尾泰斗容疑者(38)=秋田市八橋田五郎1丁目=を道路交通法違反(酒酔い運転)の疑いで逮捕し、発表した。「酒に酔って車を運転したことは間違いない」と容疑を認めているという。 発表によると、菅尾容疑者は10月30日午後11時ごろ、秋田県由利本荘市裏尾崎町の県道で、酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転した疑いがある。対向車線にはみ出して車道と歩道の間のポールやガードパイプに衝突する単独事故を起こして発覚した。 呼気からは1リットルあたり0.5ミリグラム以上のアルコールが検出された。具体的な飲酒量は捜査中だが、当日は当直明けで午前中まで勤務し、午後6時ごろから署の同僚との飲み会に参加し、同僚と別れた後に1人で車を運転していたとみられるという。 現場はコンビニエンスストア前の片側1車線の直線道路。菅尾容疑者は市内の病院に救急搬送されたが、外傷はなく、翌日に退院したという。けが人はいなかった。 県警は、医師が1週間の安静が必要と診断したことなどから逮捕せずに任意で捜査を続けていた。留置に耐えられる体調に回復し、逃亡や証拠隠滅の恐れもあると判断して逮捕に踏み切ったとしている。 菅尾容疑者は交通取り締まりや交通事故の捜査などを担当。交通部門での勤務が長いという。飲酒運転について「家族や職場に対し、迷惑をかけて申し訳なく思っている」と述べているという。 今回の逮捕を受け、県警は「飲酒運転は非常に危険な行為であってはならない」としたうえで、「捜査を厳正に進め、法令違反の状況や背景などを明らかにしていきたい。処分は捜査の結果を踏まえて厳正に対処する」とコメントした。(横山翼)

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