人工呼吸器外し“殺人”逮捕の母親 鑑定留置を開始

自宅で介護が必要だった7歳の娘の人工呼吸器を外し殺害した疑いで逮捕されていた44歳の母親について、福岡地検は、23日から鑑定留置を始めたと発表しました。 鑑定留置は1月23日から3月24日までのおよそ2カ月間で、刑事責任能力を調べることが目的です。 母親は1月5日午後2時半すぎ、福岡市博多区の自宅リビングで、7歳の娘の人工呼吸器から器具を外し、窒息させて殺害した疑いで逮捕・送検されています。 警察によりますと、娘は先天性の病気のため日常的に人工呼吸器をつけていて、自宅でも介護が必要な状態でした。 母親(44)は、事件直後に薬を大量に服用し、病院に搬送されていました。 逮捕当時、母親(42)は警察の調べに対し、「娘を殺して私も死のうと思ってやってしまいました」「今はとにかく元に戻りたいです」と容疑を認めていました。

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