17歳少女殺害容疑の男「部屋出る前、口論になった」 大阪・道頓堀

大阪・道頓堀のホテルの一室で少女(17)の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された男が「部屋を出る前に口論になり、両手で首を絞めた」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。大阪府警が詳しい経緯を調べている。 府警は11日、住居不定無職の福井竣介容疑者(30)を殺人容疑で送検した。 捜査関係者によると、福井容疑者と少女は事件当日が初対面で、この日に初めてSNSでやりとりをし、ホテル近くで待ち合わせて一緒に入室していたという。司法解剖の結果、少女の死亡推定時刻は入室の約1時間後で、府警はこの間に2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、「部屋を出る前に口論になった」という供述の裏付けを慎重に進めている。 福井容疑者は9月28日夕、大阪市中央区道頓堀2丁目のホテルで少女の首を圧迫し、殺害した疑いがある。付近の防犯カメラには、福井容疑者がホテルの南方向に逃走する姿や、自転車に乗る姿が映っていた。9日に横浜市内で発見され、逮捕された。(田添聖史)

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