消防団の屯所に火をつけ放火の罪に問われているもと消防団員の男の初公判で被告は「死刑になりたかった」と犯行の動機を述べ検察側は懲役3年を求刑しました。 放火の罪に問われているのはもと消防団員で三沢市本町4丁目の無職畑内敏幸被告47歳です。 起訴内容によりますと畑内被告は去年11月当時所属していた三沢市消防団第6分団の屯所の1階和室で押し入れの紙袋にターボライターで火を放ちました。 きょうの初公判で畑内被告は「間違いありません」と起訴内容を認め借金を苦に自殺しようとしたができず「逮捕され死刑になりたかった」と動機を説明しました。 検察側は犯行は計画的で自己中心的として懲役3年を求刑、弁護側は自首したことなどを踏まえ執行猶予付きの判決を求めました。 判決は今月26日に言い渡されます。