うその確定申告書を提出し還付金をだまし取ろうとしたとして、63歳の男が逮捕されました。 詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは一宮市の会社員の男(63)です。 警察によりますと男は去年10月、他のものと共謀し一宮税務署に対して「納付税額約95万円が超過納付されている」などとうその内容を記載した、2023年分の所得税などの確定申告書1通をe-Tax(電子申告・納税システム)で提出し、還付金95万円をだまし取ろうとした疑いがもたれています。 警察は男の認否を明らかにしていません。 男は「楽に稼げる節税案件」などと書かれたSNS上の募集から事件に関与し、e-Taxのオンライン申請に必要な個人情報などを提供していました。 警察は組織的な犯行とみて全容解明を進めています。