大分市の官製談合事件 逮捕の元審議監「予定価格を教えることは前任からの引継ぎで慣例だった」

大分市のごみ収集の運搬業務を巡る官製談合事件で、逮捕・送検された4人のうち市の元審議監が「予定価格を教えることは慣例だった」と話していることがわかりました。 この事件では2022年7月に行われたごみ収集運搬業務の指名競争入札で、予定価格を事前に漏えいするなどした疑いで、大分市の元環境部長池永浩二容疑者(61)ら4人が逮捕・送検されています。 このうち、ワールド建設の元監査役で早川幸治郎容疑者(68)について、足立市長は部落解放同盟大分支部長を務めていて「過度な配慮があったのではないか」と話しています。 また、元審議監の塩地広行容疑者(62)が「予定価格を教えることは前任からの引継ぎで慣例だった」などと話していることが新たにわかりました。 警察は予定価格を漏えいした経緯などを詳しく調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加