うその確定申告で、払いすぎた所得税の還付金の名目で、約95万円をだまし取ったとして、名古屋市中区に住む、40歳の男が逮捕されました。男は、「ホワイト案件」「報酬数万円」などとうたった、闇バイトに応募したとみられています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、早口翔太容疑者(40)です。 警察によりますと、早口容疑者は、去年8月、「納付税額約95万円が超過納付されている」などとうその内容を記載した確定申告書を税務署に提出し、払いすぎた所得税の還付金名目で、約95万円をだまし取った疑いがもたれています。 早口容疑者は、「ホワイト案件」「報酬数万円」などとうたったSNSの広告から闇バイトに応募し、指示役から指示を受けて犯行に及んだとみられています。 調べに対し、容疑を認めているということです。 同じ手口で還付金をだまし取ろうとしたとして、2月17日にも、別の男が逮捕されていて、警察は同じ指示役のもと、犯行に及んだ人物が、他にも複数いるとみて、詐欺グループの全容解明を進めています。