滋賀県立大学が発注した工事を巡り、入札前の工事に関する資料を部外者に漏らしたなどとして大学職員が逮捕されました。 逮捕されたのは、滋賀県立大学の職員・大西史泰容疑者(43)です。 警察によりますと、大西容疑者はおととしから去年にかけて担当していた大学の施設内の工事2件に関して、秘密事項である入札前の工事に関する資料を部外者に漏らした疑いがもたれています。 大西容疑者は県の職員でしたが2022年から大学に派遣され、大学が発注する工事の設計や現場監督などを担当していたということです。 警察は大西容疑者の認否を明らかにしていませんが、情報提供の見返りがあったかや、入札妨害も視野に捜査しています。