フランスで活躍中のグリーンウッド、ジャマイカ代表入りを申請へ…FA幹部も“手続き中”と認める

マルセイユに所属するFWメイソン・グリーンウッドは、ジャマイカ代表の資格を得るための申請手続きを行っていると、7日にイギリス『トーク・スポーツ』など各メディアが報じた。 グリーンウッドは2022年の1月に、恋人へのDVや強姦、暴行、殺害脅迫などの容疑で逮捕された。後に不起訴となったものの、当時所属していたマンチェスター・ユナイテッドは、クラブに留めることは難しいと判断。ヘタフェへのレンタル移籍を経て、今シーズンはマルセイユへ完全移籍している。 現在23歳のグリーンウッドは、2020年9月に行われたUEFAネーションズリーグのアイスランド代表戦でイングランド代表デビューを飾った。しかし国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、21歳になるまでにフル代表の試合に3試合以上出場していなければ、1回に限り代表チームの変更が認められている。 イングランドサッカー協会で最高経営責任者を務めるマーク・ブリンガム氏は、「私の理解では、彼(グリーンウッド)は代表チームの変更を求めている。手続きは正式に行われている」と語り、イングランド代表復帰の可能性がないことを示唆した。 今シーズンから活躍の場をマルセイユに移したグリーンウッド。ここまで公式戦26試合で16ゴール3アシストを記録している。イングランドの地でのプレーを諦めることになったが、代表チームでもイングランドを離れることになりそうだ。

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