2024年5月、大津市の民家で保護司の新庄博志さん(当時60歳)を殺害したとして、殺人などの罪で起訴された大津市の無職、飯塚紘平被告(36)の裁判員裁判の公判日程が決まった。初公判は来年2月17日。その後3回の公判を経て、判決は3月2日に言い渡される見込み。大津地裁が5日に明らかにした。 起訴状によると、飯塚被告は24年5月24日午後6時55分~7時15分ごろ、執行猶予期間中の担当保護司だった新庄さんの自宅で、面談中の新庄さんをナイフやおので突き刺すなどし、出血性ショックで死なせたとしている。被告は事件4日後に同市内でナイフを隠し持っていたとして銃刀法違反容疑で現行犯逮捕され、逮捕直後は「私は何もやっていませんし、何も答えたくありません」と容疑を否認していた。【礒野健一】