【山形】高畠町の贈収賄事件 町係長と設計会社社長を起訴

山形県高畠町が発注した橋の補修設計に関する贈収賄事件で、山形地検は加重収賄などの罪で町の職員を、贈賄などの罪で設計会社の社長を起訴しました。 起訴されたのは高畠町建設課の係長、小梁川守容疑者(49)と南陽市の明光技研の社長、高橋則雄容疑者(58)です。 起訴状などによりますと、小梁川被告は2024年11月に執行された川合橋などの補修設計に関する指名競争入札で事業価格を漏らす見返りに無利子・無担保で現金およそ100万円を受け取った加重収賄などの罪。高橋被告は事業価格を聞いた謝礼などとして小梁川被告に金を送った贈賄などの罪に問われています。 山形地検は2人の認否を明らかにしていません。 この事件では2月16日に官製談合防止法違反の疑いなどで県警が2人を逮捕し、3月7日に贈収賄の疑いで再逮捕していました。 山形地検は先に逮捕され処分保留としていた官製談合事件と、贈収賄が密接なかかわりがあるとして3月28日付で両方の事案について2人を起訴しました。

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