俳優の梅沢富美男が15日、18日初日の「梅沢富美男 役者人生60年 研ナオコ デビュー55周年 水森かおり デビュー30周年 特別公演」(29日まで、大阪・新歌舞伎座)を前に、天王寺署の一日署長に就任し、特殊詐欺防止を訴えるイベントに参加した。 15歳で役者を志してから60年、これまでの役者人生を振り返った梅沢は「よくもちましたよね。出た時なんて、三文役者なんて言われてましたから」と、感慨深げ。12日には熊本で行われた「TOKYO GIRLSCOLLECTION」でランウェイに初挑戦したばかり。「役者ですから、これでいいってことはない。新しいことが体験できるなら追求したいですね。ガールズコレクションで花魁(おいらん)ショーもやりたいね」と、笑顔で語った。 また、傷害の容疑で逮捕された広末涼子容疑者についても言及。「広末のことは私は知らない。あの女と一回も会ったことないもんで、話をしたこともないです。どうしたんですかね?」と、不思議がった。 「最近の芸能人によく言うんですけど、お前が商品なんだよって。ブランド品をみんな大事にしてるじゃないか、なんで自分を大事にできねえんだって。どうしてそうなっちゃうのかね」と首をひねり、「芸能人の方はもう少し考え直して、自分が商品だということを見つめ直せば大丈夫だと思いますけどね」と、アドバイスを送った。 一方で広末容疑者について「独特の雰囲気持ってますよね。写真も見ましたけど、あれは不思議な魅力だよな。コロッといきそうです」とも語っていた。