去年10月、京都市山科区のガレージで男性が馬乗りになって殴られけがをした事件で、京都府警は21日、知人の男ら2人を逮捕しました。 強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、滋賀県大津市の会社員・北山健一(41)容疑者と、滋賀県守山市の会社員・堀江浩孔(46)容疑者の2人です。 2人は去年10月31日、共謀して京都市山科区の月極ガレージで、金品を奪い取る目的で京都市の会社役員の男性(45)を背後から羽交い締めにして引き倒した後、顔面を複数回殴って全治2週間のけがをさせた疑いが持たれています。 警察によりますと、北山容疑者は男性が持っていた鞄を物色していましたが、目撃した近隣住民が「警察に通報した」と叫んだため、金品は盗らず現場から逃走していました。 被害にあった男性は堀江容疑者と知人関係で、北山容疑者とは面識がないということです。警察は2人の認否を明らかにしていません。