【AFP=時事】オーストラリアでLGBTQ(性的少数者)向けの出会い系アプリ「Grindr」などを通じて男性を誘い出して襲撃したとして、昨年10月以降、30人以上が逮捕されている。 ビクトリア州警察の9日の発表によると、逮捕されたのは主に10代の少年と男で、複数の異なるグループの容疑者が関与していた。一部の襲撃の映像はSNSに投稿されていた。 主に13~20歳の容疑者らは出会い系アプリやSNSで被害者に接触し、暴行、強盗、脅迫、さらには同性愛嫌悪の侮辱を行ったとされている。 中でも13歳、14歳、15歳の少年3人は、武装強盗、暴力行為、虚偽監禁の容疑で逮捕された。 事件の多くが発生したのは「Grindr」だが、「Scruff」や「Snapchat」といった出会い系アプリでも同様だという。 警察は捜査の一環として、出会い系アプリ企業と協力し、ユーザーに安全に関するメッセージや通報手段、支援サービスの詳細を提供していくという。【翻訳編集】 AFPBB News