埼玉県三郷市で小学生4人が負傷したひき逃げ事件で逮捕された中国人の男が、母国の運転免許を日本の免許へ切り替えられる「外国免許切替(外免切替)」制度で免許を得ていたことが、捜査関係者の話で分かった。 これまでの調べによると、三郷市のひき逃げ事件で逮捕された解体工、鄧洪鵬容疑者(42)は、車を運転する直前まで飲酒していたとみられ、県警は19日、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害アルコール等影響発覚免脱)容疑で送検した。 捜査関係者によると、鄧容疑者は中国で免許を取得。来日後、数年前に外免切替で日本の免許へ切り替えていたという。さらに詳しい経緯などを調べている。 一方、三重県亀山市の新名神高速で18日、乗用車が逆走し対向車に接触した事故で逮捕されたのも、滋賀県長浜市に住むペルー国籍の会社員の男(34)で、県警は免許取得などの経緯を調べている。