サッカー韓国代表のソン・フンミンを脅迫した元交際相手A氏と共犯B氏が拘束された中、A氏が妊娠した胎児の実父がソン・フンミンではない可能性が提起され、事件は新たな局面を迎えている。 本日(20日)、韓国メディアのdispatchは報道を通じて、A氏が同じ時期にソン・フンミンと別の事業家の男性とそれぞれ関係を持ち、二人ともに妊娠の事実を知らせたと伝えた。 しかし、ソン・フンミンだけがこれに反応し、A氏はソン・フンミンとマネージャーに会った際、すでに中絶手術を決心した状態だったと伝えた。ソン・フンミンはこれを受け入れ、A氏に3億ウォン(約3,100万円)を渡したと知られている。 その後、A氏と恋人関係に発展したB氏は、A氏の携帯電話からソン・フンミンと作成した秘密保持覚書を見つけ、これを口実に脅迫をし始めたという。彼はソン・フンミンに「覚書の条項があまりにも強く、A氏と結婚できない」とし、条項の修正を要請した。また、「A氏を詐欺で告訴しろ」と言い、A氏の通話履歴とメールを渡す条件で7,000万ウォン(約720万円)を要求した。 ソン・フンミンはB氏から渡された資料を通じて、A氏が二人の男性と性的関係を結び、胎児の実父が誰なのか確信できなかった事実を確認した。そのため、これ以上脅迫に応じず、A氏を恐喝容疑で告訴することを決断した。 このような状況でソウル中央地裁は今月17日、A氏に対して恐喝容疑、B氏に対して恐喝未遂容疑で逮捕状を出した。ユン・ウォンムク部長判事は「証拠隠滅および逃走の恐れがある」とし、逮捕状を出した理由を明らかにした。 ソン・フンミンのマネジメント社のSON&FOOTBALL LIMITEDの関係者は「ソン・フンミンさんは、同事件の明白な被害者だ」とし「虚偽事実の流布を通じて金品を奪い取った人々に対し、強力な法的対応を続けていく」と公式コメントを発表した。 ソウル江南(カンナム)警察署は、A氏とB氏の携帯電話や押収物などを基に、エコー写真の真偽と実際の脅迫過程を追加で捜査している。